私が気になる言葉癖5つ その1
無くて七癖といいますが、人間には本人が気づいていない癖が
必ずあるもの。
それはしぐさだけでなく、言葉にも表れている。
しゃべることを生業にしている私ですが、私自身もこの言葉癖
には苦労しているし、改善できるよう気をつけているつもり。
だがしかし、なかなか直せないのも事実。
社会人がよく発する言葉癖の中から私が気になるものを5つ
上げてみようと思う。
「○○という形」
私の中では、
普通に説明できることを「~~という形」という
言葉をいれることで、かしこまった雰囲気に昇格させる
便利(?)なワードとして多用される 言葉だ。
たとえば、
・今後のやり取りはメールという形で行ないます。
・このプロジェクトは私とA氏が協同する形で…
・お客様にご提案する形で など使い方は様々。
先日研修先で「気をつけたい言葉癖」の項目で
この「私が気になる言葉癖」の話をした。
すると研修が終わって、参加者の方からこう声をかけられた。
「青池さん、今日の研修でお話されていた”言葉癖”なのですが、
正直お話されているときはあまりぴんときませんでした。
誰がこんなしゃべり方してるんだよ!って。」
青『はぁ、そうですか』
「ですがその後、同僚に何かを説明しているときに自分が
○○という形でさぁ~と話していて、ハッと気づきました。
思い返せば私はこの言葉癖をいつも使っていました。」
青『気づいてくださってありがとうございます』ニンマリ
自分が思っている以上にこの「○○という形」という言葉が
会話の中に出てくるもの。
講演会やパネルディスカッションなどに仕事柄同席することが
多いのですが、あまりに多様されており気になって仕方がない。
形の無いものに形をつけるのはやめませんか。
0コメント