抜き打ち訪問
年末のことになりますが、以前研修を担当させていただいた企業さんへ
抜き打ちで訪問いたしました。
研修から数ヶ月、お伝えしたことを実施されているか。
お客様の振りをして電話をかけたり、実際に職場を訪問するように
しているのです。
研修後はしっかりやっていたことが月日とともに薄れてしまうのは
仕方の無いことです。
研修先には可能な限り問い合わせの電話(のふり)やお客様として
訪問するように心がけています。
良いのか、悪いのか 私は服装をカジュアルにしてめがねをかけると
全く印象が変わるようで気づかれることがほとんどありません。笑
もちろん素性を明かしたうえで、スタッフさんの動きをしばらく
拝見しアドバイスをすることもあります。
で、年末は住宅メーカーの展示場へ主人と共にたずねました。
展示場へ女性一人で行くのは不自然ですので主人に同行をおねがい
しました。
満員御礼の展示場、次々来られるお客様の応対でスタッフさんは
忙しく動いておられます。
いろんな質問を主人にしてもらい営業さんの対応を観察したり、
事務員さんのお茶の出し方をチェックしたり。
途中で感の良い事務員さんには気づかれたようですが営業さんには
全くばれていませんでした。皆さん活き活きとお仕事をされて
いらしゃいました。
研修後社内の雰囲気が変わり、
明るい挨拶で朝礼をスタートするようになったこと、
営業成績が大変伸びた(昨年の180%超)ことなどを
こちらの社長から事前にうかがっていました。
実際に接客を受けてみると、以前に増して丁寧な対応と説明、
アイコンタクトなどを心がけていらっしゃることが目に見えて
実感でき、皆さんの素晴らしい努力で伸び率を達成されたのだなぁと
とても嬉しい気持ちになりました。
初めて訪問した主人もとても楽しかったようですし、丁寧な対応に
満足し、社長にご挨拶をして展示場を後にしました。
忙しい時こそその人の、その会社の本質的なことが表れやすくなります。
祝日でお客様が次々お訪ねになるような状況で、丁寧な接客をしておられ
るのは普段からきちんと接客されていることの証だと思います。
抜き打ちの訪問でスタッフさんの努力を垣間見ることができ、
とても嬉しくなるひと時でした。
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